森本ゼミの方針

1.総合的な思考力を鍛えること

みなさんは就職後、総合職として企業が抱える広範な課題に対処することが期待されます。新規事業の立ち上げ・海外進出といった前向きな課題から、リストラや赤字の解消といった後ろ向きな問題もあるでしょう。これらに対処するためには、発生している事象を適切に把握し、分析し、さらに具体的な方策を練らなければなりません。そのために不可欠な広範な思考力を獲得するために、2回生後期から3回生前期に知識の習得を、3回生後期から4回生に現実の課題に応用をします。

 

2.学生が主体であること

教員はサポート係に努め、学生が主体となってゼミを作っていきます。研究やゼミ運営に携わることにより有用な経験を積むことができるとともに、ゼミ全体のパフォーマンスが向上します。学生に割り当てられる役職のうち、主なものは次の通りです。

・単位対策委員

ゼミで推奨している科目(産業経済など)の単位を取得するサポートをします。講義資料の収集・まとめノートの作成・勉強会の開催などをします。

・研究委員

学生研究のリーダーです。研究計画の立案・メンバーへの担当割り当て・打ち合わせ時間の調整・発表会への申し込みなどをし、研究完成までチームを主導します。

・合宿委員

合宿を企画し、有意義な内容となるようにプランを立てます。企業や役所を訪問することを条件としていますので、事前の打ち合わせなどで社会人と関わる機会があります。

2018年度

合宿(8月23日・24日@東京)

意欲的な学生を連れて、東京で合宿を行いました。参加者は岡崎一真・玉出直幹・宮崎翔太の3名です。

1日目

スカイマーク株式会社

レベニューマネジメント(運賃設定)とネットワーク(路線の選定)の責任者の話をお聞きしました。利益を生み出す路線に機材を回し、さらに座席ごとの価格を最適化する方法について学びました。

 

その後、懇親会。


2日目

午前:国土交通省

国土交通政策研究所にて、役所の業務を教えてもらいました。災害対策や外国人観光客の取り込みに力を入れているそうです。写真はなぜか総務省前。

 

午後:システム・ロケーション株式会社

ビックデータを利用した自動車の価値算出システムについて教えていただきました。学生には不人気(?)の統計学ですが、それを学んでおく必要性を身に染みて実感しました。


大学を卒業後、一般消費者を相手に仕事をする人は10%にも満たないでしょう。だから、学生にとっては大半の社会人がどのような仕事をしているのか、全くイメージが付かないのは無理もないことです。今回は、普段は触れることのない管理部門・中央官庁・B-toB企業を訪問することにより、将来働くことのイメージを持つことにもつながったのではないかと思います。

インナーゼミナール大会 12月8日

ゼミでの研究成果を発表しました。研究班長の岡崎一真くん、玉出直幹くん、発表者の白山健人くん、お疲れさまでした!研究テーマは、「ヘドニック法による賃貸住宅の理論家賃の算出」と「アジア都市間競争」です。

 

「ヘドニック法による賃貸住宅の理論家賃の算出」では、家賃データを収集して適正な家賃水準を統計的に算出しました。適正な家賃を知ることで、実際に住宅を賃貸するときに不当に高く借りてしまわないようにできるという応用可能性が高い研究です。この研究は、グランプリに表彰されました。おめでとうございます。

 

「アジア都市間競争」では、最先端の研究をレビューしながら、アジア各都市のグローバル拠点の地位をめぐる争いを分析しました。地域統括拠点は、現時点ではシンガポールや香港に置かれることが多いですが、東京・上海・ソウル・台北といった都市もグローバル企業を誘致しています。どのような魅力が誘致にプラスになるかを調査した研究です。

 

くわしくは、研究発表をまとめたスライドをご覧ください。


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